井尻彫刻所の歴史と職人紹介

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受け継がれる伝統の技、翠雲彫

写真 : 翠雲彫三代目 井尻一茂

井尻彫刻所は昭和10年、初代井尻翠雲が翠雲彫として開業し、以後70年にわたり上丹生彫刻の制作に精進して参りました。

翠雲彫は、写実的立体感に溢れる物が多く、神社仏閣、だんじりの彫刻から、仏壇や欄間などの細かい彫刻まで様々な作品を彫ることができるのが特徴です。

初代翠雲は、皇太子殿下(現今上陛下)への献上物を作るほど、その技術力に定評がありました。その初代が携わった作品の下絵を500点ほど保有しています。これら下絵は、現在でも作品を作る上で想像力を高めてくれる貴重な財産です。

現在、その確かな技術力は二代目、三代目へと受け継がれています。

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神社仏閣から床置小物まで

当彫刻所では全国各地のだんじり、神社仏閣、仏壇の彫刻を中心に仏像、床置、欄間、衝立など荒々しいタッチの作品を得意としております。 また、依頼主の方の要望を形にする「デッサン力」とそれを支える「繊細な技術力」を生かし、伝統的な彫刻だけではなく、アクセサリー、看板、レリーフ、家紋、オリジナル表札、ウェルカムボードなどお客様のご要望に応じた幅広い彫刻作品の制作も承っております。
例えば、レストランの店内カウンター上に四季の欄間を入れたり、50周年を迎えた保育園の壁画に園児の手形と似顔絵をちりばめた彫刻を施しました。
その他にも、一般住宅の創作欄間の制作や、ペットの写真を元に立体的な彫刻作品を作り出す等、ジャンルを問わず幅広い制作活動を行っております。